宮崎県立宮崎病院

循環器内科の紹介

循環器内科の紹介


循環器内科
福永 隆司

 当科は5名の循環器内科医(うち循環器専門医4名、不整脈専門医1名)で診療を行っています。循環器センターは全44床、うち28床が循環器内科病床で、心臓血管外科をはじめ、各科との連携の上、治療を実施しています。

診療内容

 専門、診療領域は、狭心症、心筋梗塞、心不全、不整脈、肺塞栓症、深部静脈血栓症、閉塞性動脈硬化症などの循環器疾患の診療です。また高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満、痛風、高尿酸血症などの生活習慣病の改善指導を行っています。

 検査としては、心電図検査、運動負荷心電図検査、24時間ホルター心電図検査、埋込型心電計、経胸壁、経食道心エコー検査、脈波検査、心臓核医学検査、心臓カテーテル検査、電気生理学検査などを実施しています。
 治療につきましては、心不全に対する保存的治療もそうですが、重症心不全や難治性心室細動に対してのIABP、PCPS、血液浄化療法等を用いた集学的治療、虚血性心疾患に対しての経皮的冠動脈形成術・ステント治療(PCI)を行っています。また、心臓血管外科と連携し、あらゆる心血管疾患に対して、内科的治療、外科的治療について最善の治療方法を提供するよう努めています。

 総合病院として他科の専門領域の医師と連携した治療が出来ることも当科の特色です。救命救急科と連携した心肺停止蘇生後例へ低体温療法を中心とした目標体温管理療法や、腎臓内科医と連携した透析症例に対する積極的加療が出来る事も総合病院としての強みでもあります。
 以前から徐脈性不整脈に対する恒久的ペースメーカー移植術を行ってまいりましたが、近年は不整脈に対する電気生理学検査、カテーテルアブレーション治療も積極的に行っています。平成28年6月1日から埋込型除細動器(ICD)、CRTの埋込施設にも認定され、今後も不整脈に対する治療件数は増加することが予想されます。また、心内に直接埋込むことが可能なリードレスペースメーカ実施施設にもなっています。深部静脈血栓症、肺塞栓症に対し、血栓溶解療法、下大静脈フィルター留置術を実施しています。下大静脈フィルター術に関しては、可能な限り回収をするように努めております。
 当院では開心術後や心不全、虚血性心疾患、大動脈解離等の症例に対して心大血管リハビリテーションを実施しており、心大血管リハビリテーション管理料(Ⅰ)の算定施設となっています。急性心筋梗塞や心不全症例には積極的にCPXを行い、適切な運動処方や生活指導を行い心疾患の再発予防に努めているところです。

診療実績

平成29年4月1日~平成30年3月31日

  • 心臓カテーテル検査 299件(PCIを除く)
  • 経皮的冠動脈インターベンション術(PCI) 110件
  • 恒久的ペースメーカー移植術 29件
  • リードレスペースメーカ移植術 2件
  • 埋込型除細動器移植術 2件
  • 両室ペーシング機能付き埋込型除細動器移植術 1件
  • ペースメーカー交換術 20件
  • 埋込型心電計移植術 2件
  • 経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション) 21件
  • 大動脈バルーンパンピング法(IABP) 25件
  • 下大静脈フィルター留置術 3件
  • 経胸壁心臓超音波検査 2766件
  • 負荷心臓超音波検査 4件
  • 経食道心臓超音波検査 68件(術中経食道心エコーを除く)
  • 血管超音波検査 139件
  • 運動負荷心電図検査 259件
  • トレッドミル運動負荷試験 184件
  • Holter 心電図検査 140件
  • 心筋シンチグラフィー検査 61件

認定施設

日本内科学会認定教育施設
日本循環器学会認定教育施設
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設

循環器疾患診療実態調査

循環器疾患診療実態調査について

当病院では、日本循環器学会が実施する全国的に循環器診療の実態調査を展開して診療実態を具体的な数で把握するためのデータベース構築として「循環器疾患診療実態調査(JROAD)」を行っています。

対象となる方

2012年4月1日から2018年3月31日に、本学会に協力する全国の循環器科または心臓外科を標榜する施設に入院されたすべての患者様です。

研究の背景

全国の循環器疾患の診療実態を記述した統計はなく、その診療実態は不明な点が多いと考えられています。諸外国では定期的にデータを取得し、モニタリングを行うことで診療の質を向上させようとする試みがありますが、日本にはまだそのようなデータベースは存在しません。

研究の目的

JROAD調査施設の中からDPC(Diagnosis Procedure Combination;診断群分類)参加病院を対象に、病名や診療行為の明細が含まれたDPCデータを集め、データベースを作成します。得られたデータに基づいて、医療の質を向上するのに必要な情報を循環器学会員へ発信し、循環器診療の質を向上させるための基本的な資料とすることを目的としています。

研究の方法

この研究は、厚生労働省・文部科学省の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を守り、倫理委員会の承認のもとに実施されます。使用するデータベースは匿名化処理がされており、個人情報が提供されることはなく、個人情報を扱うことはいたしません。したがって対象者の方の個人情報が漏れることはありません。研究結果は個人が特定できない形式で学会等で発表されます。収集する項目は、性別・入院時年齢、入院時診断名・入院時併存症病名・入院後合併症病名とそれらのICD-10コード,手術処置名、実施日、使用された薬剤・医療材料,在院日数,退院時転帰,費用などの情報です。さらに詳細な項目内容についてご質問があれば、下記までご連絡ください。

データの管理

収集したデータは国立循環器病研究センター循環器病統合情報センターにて厳重な管理のもと保存されます。ご不明な点があれば、下記までお尋ねください。

問い合わせ先

研究責任者 副院長 安田 聡
研究に関する問合せ先:国立循環器病研究センター内JROAD事務局
〒565-8565 大阪府吹田市藤白台 5-7-1
TEL:06-6833-5012 (内線:8356) E-mail:j-circdb@ml.ncvc.go.jp

お問い合わせ:電話0985-24-4181
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