当科では下記の疾患に対してロボット支援手術を実施しています。ロボット支援手術においては、ブレの無い拡大視野、3次元ハイヴィジョン画像下の手術が可能であり、ロボット独自の精密な鉗子操作も相まってこれまでの開放/腹腔鏡手術よりも精緻な操作が可能になっています。
※ ロボット支援手術を受けるためにはいくつかの条件がありますので、担当医にご確認ください。
前立腺がんに対するロボット支援手術
遠隔転移の無い限局性前立腺がんの方に対して前立腺全摘除術を施行しています。明確な年齢制限はありませんが、一般的には75歳以下の方で、全身麻酔に耐えうる身体機能良好な方が対象となります。当科では2022年3月からロボット支援手術を開始し、2022年9月から保険診療適用になりました。
腎臓がんに対するロボット支援手術
腎臓がんと診断された場合、腎をすべて摘出する腎摘除術と腫瘍と周囲のみを摘出する部分切除術がありますが、両者ともロボット支援手術が可能です。当科では2022年3月からロボット支援手術を開始し、2022年9月から保険診療適用になりました。
腎盂がん、尿管がんに対するロボット支援手術
腎盂がん、尿管がんに対する標準治療である腎尿管全摘除術も2022年度よりロボット支援手術が保険適応となり、当科では2022年3月からロボット支援手術を開始し、2022年9月から保険診療適用になりました。