- 県立宮崎病院新生児未熟児センター
- レントゲンてなんですか?
- ふれあい健康講座の案内
- 携帯電話・PHSの全面使用禁止!
新生児未熟児センターは、本院改築時に開設され、すでに15年余りの月日が流れました。センターは7階小児病棟の東病棟の北側の一角にあり、天気の良い日には尾鈴の峰を望むことができるすばらしい位置にあります。ここは、重い病気を患った新生児や未熟児に濃厚な治療や看護ができるように、新生児用の各種監視記録装置、検査装置、治療機器を備え、専門の医師や看護婦が24時間配属されいる病室であり、一般にNICU(neonatalintensive care unit 新生児集中治療室)と呼ばれています。
レントゲンてなんですか?
放射線科 永田耕作
レントゲンとはX線を発見したドイツの有名な科学者の名前です。
以前は、そのX線を発見した功績を称えて放射線量の単位やX線写真のことをレントゲンと言っていたようですが、今では国際的にX線を使って行う検査をX線検査、X線を使って撮った写真のことをX線写真と称しております。
従って、当でもレントゲンは標榜しておりません。X線検査を受けられる方は、X線受付までお起こし下さい。
当然レントゲン技師とゆう職業もこの世には存在しません。もし名乗っている人がいたら無資格者のモグリです。
医療で放射線(X線など)を患者さんに照射できる技師のことを国家資格を得た診療放射線技師といいます。
ふれあい健康講座の案内
『内科』医長 菊池郁夫
ふれあい健康講座は当病院で行われている健康教室です。主に健康な宮崎県民を対象にして、当病院のスタッフが年4回土曜日の午後2~3時間かけておこなわれています。
県立宮崎病院に期待されている役割は、高度医療をはじめとして様々です。病気についての啓蒙、病気の予防についての知識の普及もそのうちの一つです。
以前は、春、秋 年2回 月~金の午後5日間に健康教室を開いていました。しかし、平日では、なかなか参加できないなどの声があり、立山院長になり、現在の年4回のスタイルになりました。講師は県病院の医師、看護婦、薬剤師、栄養士、理学療法士などのスタッフです。
テーマおよび講師の依頼は現在、医局会が担当しています。参加者のアンケートでの希望が多い病気や世間で問題となっているテーマなどの内から県病院に関係の深いテーマを取り上げています。最近4会のテーマは以下のとおりです。参加者は60~80名です。毎回、総務部管理係の方々が大変な努力でアナウンス、予約、会場設営、運営をおこなっています。また講師になっていただく方には、準備等大きな犠牲を払っていただいています。おかげさまで、大変好評をはくしており、回数の増加の希望も多いのですが、日常業務のなかでおこなっており、現在の1年に4回がぎりぎりの回数と思います。
参加者の知識レベルがばらばらである、業務が忙しく講議の準備が大変だと声もありますが、県民に直接かかわり合える場であり、県病院の評価の一翼を担っているのではないかと思っています。