皆さんこんにちは。歯科研修医の河野弘樹と申します。
歯科研修医生活が始まって8月で5ヶ月が経ちました。歯科の場合、研修期間は1年間なので9月が終わればもう折り返しです。正直あっという間にここまで来たような感覚ですが、それだけ4月からの研修医生活が充実していたのだと思っています。
今回、8月の担当という貴重な機会を頂きましたので、この場をお借りしてこの5ヶ月を振り返ってみようかと思います。
4~8月を振り返って
歯科口腔外科の1週間は月曜日から木曜日が外来診療日で、金曜が手術日になっています。研修の始めは主に見学やアシストからでした。不慣れな部分も多く、わからないことだらけでしたが、先生方や看護師、歯科衛生士の皆さんが親切に教えて下さり徐々に慣れていきました。そして5月になると新患の方の医療面接に始まり、抜歯や小手術、術後の経過観察も少しずつ実践させてもらえるようになりました。先生方のようなスピーディーで丁寧な手技には程遠くむしろ拙い点だらけですが、実際に経験することで勉強にもより身が入るようになりました。
また、入院患者の術後管理や他科の病棟患者の口腔ケアや歯科治療を通して自然と医科・歯科の連携を感じることができ、歯科医師も医科の知識が必要であることを再認識させられました。総合病院の中において、歯科は抜歯や嚢胞、悪性腫瘍などの疾患の治療は勿論のこと、医科との連携医療が重要であると実感しました。
歯科研修医の土日は基本的に休みで医科研修医のように当直もありません。しかし、救急患者の処置のアシストや医療面接を行う機会は何度かありましたし、その都度、歯科的救急対応を学ぶことも出来ました。
こうした5ヶ月間は、日々多くの経験を積むことができている充実感とともに自分自身がまだまだ力不足であることを感じる毎日でもあったように思います。しかし、そうした状況でも指導医の先生方が親身になって指導して下さいます。その環境で研修出来ていることに感謝し、少しでも多くを吸収できるよう毎日頑張っていきたいです。
また、研修医室が医科の同期、2年目の先輩方と同室で仕事のことやプライベートのことなど、気軽に質問できる環境は自分にとって非常に有意義に感じています。思えば4月から周りが医師だらけの環境でしたが、いろんな行事を通して何とか適応することが出来たのも研修医の先生方がいたからこそだと思っています。本当にありがとうございます。そしてこれからも宜しくお願いします!!!
写真は7月31日に開かれた「1年生と飲もう会(院長先生との飲み会)」での1枚です。これ以外にも医科の先生方・研修医と楽しく交流できる機会がまだまだあります。宮崎での研修を考えている方、口腔外科に興味のある方、医科の先生方と交流を深めてみたい方は是非一度見学に来てみて下さい!!!
この1年間で、これだけは自信をもって出来る、というのを1つでも多くしていきます。頑張ります!!!
8月担当:河野 弘樹