こんにちは。研修医1年目の原幸歌と申します。今月のブログを担当させていただきます。早いもので、研修を始めてはや1年が経とうとしています。昨年の今頃は、国試直前で緊張と不安の入り交じった日々を送っていました。指示の出し方、点滴のオーダー、全てのことが初めての経験で、右往左往していました。採血をするだけでも緊張で手が震え、ルートの取り方を同期とお互いに練習しあっていた日々が懐かしく感じます。
私は4月から精神科、外科、救急科の研修を終えて、現在内科をまわっています。写真は、内科の週一回の回診時のものです。上級医の先生が実際に診察している姿を見学しながら患者さんを診察してまわります。患者さんの状態、現在行っている治療、今後の方針等をプレゼンします。如何に分かりやすく相手に伝えるかを考えるよい機会になっています。
また当院は当直を3人体制で行っており、副直には基本的に研修医1年目と2年目が一人ずつ入ります。平均して月4〜5回、週に1度は当直に入る機会があるので、とても勉強になります。初期対応は研修医が行い、どのような検査をするか、帰宅にしてもいいのかなどを上級医の先生と相談しながら決めていきます。ときには救命救急科の先生から翌日フィードバックを受け、次の診察に生かすことができます。患者さんのために何をすべきか、学ぶことは尽きません
ときには落ち込んだり、挫けそうになることもありますが、同期12人、みんな仲良く助け合いながら研修しています。皆さん、是非一度見学にいらしてください