宮崎県立宮崎病院 - Miyazaki Prefectural Miyazaki Hospital

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第13号 県病院から こんにちは

2004.04.07

 当病院では平成16年1月13日から「患者さま相談室」を開設しました。場所は正面玄関を入り、左手、花屋さん横です。相談内容は治療や健康問題、療養生活、栄養・食事に加え、悩みや心の問題などにも対応しております。
 医師、看護師、管理栄養士、カウンセラーなどが皆様の問題や悩み解決のため、また疑問や要望にお応えできるよう努力いたしますので遠慮なく気軽に相談室へおいでください。詳しいプログラムは相談室前に掲示してあります。
 なお、医療費や福祉制度に関しては今まで通り「社会医療相談室」にて受けております。

電子カルテ(1)

脳神経外科 牧原 真治

 県の昨年度の検討で、電子カルテの導入が決定され、平成18年に導入される予定となっていますが、これまで経緯、電子カルテとは何か、何が変わるのか、地域連携との関わりなどについて、紹介します。

【電子カルテってなんだ】
 すでに、県立宮崎病院では1997年から診療にコンピュータを使っていますが、オーダリングシステムと言って、処方、諸検査のオーダーを受け付け、それぞれの部署に連絡する役割を担っています。現在、医師の記録、看護師の記録は、紙に書いていますが、これを電子化したシステムを、大雑把に電子カルテと呼んでいます。
 以前は、診療録を電子保存することを認められていませんでしたが、平成11年4月に当時の厚生省から電子保存を認める通達が出てから、本格的な電子カルテの時代がきたと言えるでしょう。この通達の中には、電子カルテの備えるべき3要件が示されています。

  1. 保存義務のある情報の真正性が確保されていること。故意または過失による虚偽入力、書換え、消去及び混同を防止すること。作成の責任の所在を明確にすること。
  2. 保存義務のある情報の見読性が確保されていること。情報の内容を必要に応じて肉眼で見読可能な状態に容易にできること。情報の内容を必要に応じて直ちに書面に表示できること。
  3. 保存義務のある情報の保存性が確保されていること。法令に定める保存期間内、復元可能な状態で保存すること。
    http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1104/h0423-1_10.html

 こうした条件を満たせば、どんなものでも良いわけですが、使いにくい電子カルテは自然淘汰され、良い電子カルテが残っていくのだろうと思います。

【電子カルテにすると、どこが良いの?】
 1患者1カルテという言葉を聞いたことがありますか?一人のカルテを診療科別に分けず、1册のカルテにまとめてしまおうという考え方です。複数の心療科にまたがって診療を受ける場合、容易に診療情報を共有できるメリットがあります。こうしたことは、電子カルテは得意です。
  検査のときにカルテが無くて困ったことはありませんか?IDさえあれば、電子カルテならすぐに探せます。
 病棟で、自分の取ったメモをカルテに記録するため転記するのが面倒だと感じたことはありませんか?こうした作業は、電子カルテでは最小限にできると思います。

【電子カルテで不便なところは?】
 電子カルテでは、コンピュータの画面で見るので、一度にたくさんの画面を開くことは、ウィンドが重なって、見にくくなります。特に、CT、MRIなどの画像データは、時間の経過に伴う変化を見るために、並べてみるのは大変だと思います。
 こうして考えてみると、電子カルテを導入することは、デメリットに勝るメリットがあることが、お分かりいただけるのではないかと思います。次回は、電子カルテ導入のスケジュールについて、紹介します。

ご意見(投書)箱を4倍にふやしました

事務局 中武 英則

 「患者さま中心の病院を目指す」という当院の理念実現に向かって、全職員一丸となった努力を続けている中で、来院者の思いを幅広く受け止めるための対策としてご意見(投書)箱を大幅に増やしました。  院内全体で4箇所に設置していた投書箱を、外来窓口に9箇所、病棟各階に7箇所の合計16箇所に設置し、来院者が院内で感じた気持ちをその場で投書の形で反映できるようにしました。

 投書でいただいた御意見は、患者さま中心の病院にするための貴重な声として受け止め、改善した結果や取り組み状況等をまた掲示板でお知らせすることにしております。
 投書の中にお褒め声がすこしずつでも増えるよう願いながら努力していきます。

病棟のちょっと良いアイデア?

整備係 新穂 利宏

 整備係では「設計カルテ」なるものを作成しており、施設・設備に係わるトラブルの原因究明ならびに対策、あるいはアイデア、改善事項等を記録しています。病院の将来のために残しておきたい、それが趣旨です。
 そこで、昨年作成したカルテの中から、病棟発信による、病棟ならではのアイデアをいくつか紹介してみたいと思います。

  1. (NICU)受付カウンター下の棚を改造して、特製台車が自由に往来できるようにしました。物流の渋滞を大幅に緩和させることに成功!(設備カルテNO.15)
  2. (ICU)特製のサクションカテーテル入れを医療器具台車の横に設置。作業性の向上に繋がりました!(設備カルテNO.25)
  3. (4西病棟)「カーテンを捨てるのは忍びない。」師長のこの一言から、ネット部だけを交換する低コストなリフォーム案が誕生しました!(設備カルテNO.17)
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