治療・看護・業務内容
私たち周産期センターは、地域周産期母子医療センターとしての役割を担い、母子の命を守るために 24 時間入院を受け入れ、緊急時に対応できるように常に備えています。産婦人科医師、助産師、ナースエイド、クラーク、そして院内専門チームや地域を含めた多職種が連携・協働し、よりよい医療・看護の提供に取り組んでいます。新病院では産科外来が併設され、LDR(陣痛・分娩・回復を全て行うことができる部屋)もできました。より専門的に継続した看護ができるようになりました。
看護師長から患者さんとご家族へ
患者さんひとりひとりに向き合い、信頼していただける看護を目指しています。外来が併設されたことで、妊娠期から産後まで、切れ目のない看護に取り組んで参ります。個室も増え、LDR での分娩となったことで、産後ゆっくり過ごしていただけるようになっています。新生児センターと隣接しており、ハイリスクな出産にも 24 時間対応できます。患者さんに寄り添ったケアを目指し、病棟スタッフ全員で協力し明るく元気に頑張っています。
令和 3 年度は日頃行っている看護が評価され、看護質評価改善機構より看護ケアの質改善賞を受賞し、表彰されました。
ここがいちばん
院内にはアドバンス助産師が9名在籍しています。アドバンス助産師とは高度な知識や技術を持つことを認められた助産師です。そのほか、NCPR(新生児蘇生法)、ALSO(周産期救急)等、専門性を高めるため自己研鑽に励んでいます。
分娩中は、アロマの香りに包まれて過ごすことができ、お好きな香りを選んでいただけます。また病棟内のラウンジにはフォトスポットがあるほか、季節に合わせたかわいい飾りつけを院内保育室の保育士が作っています。
周産期センターのインスタグラムがあります。施設の紹介やマタニティフォト、ニューボーンフォトなどを配信しています。
助産師外来
令和4年6月末より助産師外来が始まりました。県立宮崎病院では、安全で満足していただけるお産を目指しています。
私たち助産師は「自分が主役のあなたらしいお産」にむけて歩んでいる妊婦さんを応援していきます。
対象の方
当院で分娩予定の妊娠37~38週の妊婦さんで、医師の許可がある方
帝王切開予定の方も対象です
内容
- 血圧・体重測定
- 検尿・浮腫の有無の確認
- 胎児心拍モニター
- バースプランの確認
- 保健指導
- 超音波検査
※推定体重は出しません。胎位の確認を行います - 周産期センター見学(入院部屋、LDR室)
※コロナ感染状況や分娩対応中は、見学できないことがあります
日時
月~金 15:00~16:00
完全予約制 一人30分
妊婦一般健康診査受診券が使用できます。今までの健診費用と変わりません。
また、妊娠37~38週に関わらず助産師外来を受診したい場合は、産科外来助産師に相談してください。
お問い合わせ先
宮崎県立宮崎病院
産科外来 0985-24-4181
産後ケアについて
2024年11月より「産後ケア」を始めました。有料ですが、希望のある方は県立宮崎病院 周産期センターまでご連絡ください。当院で出産されていない方も大歓迎です。詳しくは、こちらをご覧下さい。
母親学級テキスト
- おっぱいに関すること(PDF / Word)
- ミルク栄養(PDF / Word)
- 搾乳と冷凍母乳(PDF / Word)
- 産後の生活と新生児の取り扱い(PDF / Word)
- 産褥体操(PDF / Word)
- 赤ちゃんのお世話(PDF / Word)
- 妊婦から出産まで(PDF / Word)
- 妊婦体操(PDF / Word)