摂食・嚥下障害とは、普段私たちが何気なく食物や水分を「食べる」「飲む」といった行為が何らかの原因で障害された状態のことをいいます。摂食嚥下障害の怖いところは、食事の固さや形、食事の摂取環境、食事介助の方法が適切でない場合、「窒息」や「誤嚥」を引き起こし、命に関わる事態へと陥る可能性があることです。
脳卒中や頭頸部がんの患者さんを主に担当していますが、入院中の患者さんへの安全な食事環境を提供し、「食べる喜び」を患者さんに感じていただけるよう、努めています。
また、医師・歯科医師、言語聴覚士、栄養士、薬剤師、セラピストや摂食・嚥下障害看護リソースナースや NST と連携、協力しながら専門的な知識や技術を用いて疾患や症状を観察、アセスメントを行い、患者さんに適切な看護が提供できるよう努めていきます。