Q1: 救急車以外(いわゆるwalk-in)の診察も受け入れますか?
A1: 平日日勤帯は各科外来がありますのでそちらでの受診になります。但し、極端に状態が悪い場合は各科外来での判断後に救急外来での診察になります。時間外に関しては基本的に宮崎市夜間急病センター等への受診を勧めいたします。もちろん重症と判断した場合は受け入れいたします。
Q2: 救急車で受診しようとしたのに断れました。どうしてですか?
A2: 診療が出来ない状況であったことをお詫びいたします。本来はどの様な患者さんも受け入れるのが原則ですが、明らかに専門医の診療が必要と判断される場合に専門医が学会等で不在であったり、診療状況によっては手術中でしばらく対応不可な状況があります。そのような場合に受け入れが出来ない状況になることがあります。また、一部の診療内容に関しては診療が困難な状況にあります。このため受け入れが困難な状況にあります。
Q3: 救急車で受診し入院をお願いしたのに診療の結果、入院出来ないと言われました。また他の病院を勧められました。どうしてでしょうか?
A3: 入院の希望に応えられなかったことを深くお詫びいたします。理由はいくつかありますが、当院は急性期医療を中心としており療養目的の場合は療養型をお勧めする場合があります。治療内容によっては当院でなくても良いと判断した場合は各科専門医とも相談の上、受け入れ可能な病院をご紹介する場合もあります。時にはベッド満床のため初療のみを行い転院をお勧めしたり、短期的に当院で入院し治療等を開始後すぐに転院先を探す場合もあります。限りあるベッドの有効利用のため、ご理解とご協力をお願いいたします。
Q4: 救急車で病院へ行ったのにすぐに診療がはじまらず検査も後回しにされてしまいました。
A4: ご心配や不安の中でお待たせしましたことをお詫びいたします。可能な限り断らずに診療しておりますので救急患者さんが複数いらっしゃる場合はいわゆるアドバンストリアージを行い、主訴(受診時の症状)やバイタルサイン(血圧や呼吸数など)等より重症と判断された患者さんから診療や検査をいたします。ご心配とは思いますが出来る限り多くの患者さんを診療するためにご協力をお願いいたします。またこのようなトリアージは世界中の多くの救急室で行われている方法です。
Q5: 本来は専門医に診てもらいたいのに研修医に診られることになり不安です。
A5: ご心配の点はもっともな点です。しかし、当院は臨床研修病院で毎年新しい研修医を受け入れています。また研修医は初期研修2年間のうちに3ヶ月間は救急研修を義務付けられています。このためほぼ毎日初期研修医は救急センターで診療を行っています。しかし必ず上級医とともに診療しその場で指導をしておりますのでご安心ください。尚、指導中の内容は聞こえないように行うつもりですが至らないことがある点はこの場をお借りしてお詫びいたします。
Q6:(医療関係者の方から)何故、救急救命科では直接紹介患者を受けないのですか?
A6: 当科では現時点ではスタッフの方に人的制限があり多数の入院患者さんを診療できる体制にありません。また院内の運営上の種々の問題があります。このため紹介患者さんは該当科の方へ直接お願いして頂くことにしています。本来はこちら側で受けることが出来るとアクセスが良くなるとは思いますが、体制が落ち着くまでよろしくお願いいたします。尚、心肺停止やアナフィラキシー等の患者さんは緊急度が高いので対応いたしますのでご相談ください。
Q7:(医療関係者の方から)何故、入院が必要と紹介したのに帰宅となったのですか?
A7: 色々な場合がありますが、当然入院して頂こうと思ったのにベッドが満床であったり、専門医の診察の結果で外来治療(精査)となる場合もあります。このため入院が可能か否かの判断は当院受診後にするとあらかじめ患者さん・ご家族にお話して頂けると助かります。
Q8:ドクターカーを呼ぶにはどうしたら良いのでしょうか?
A8: ドクターカーの要請は救急隊が出動基準に基づき呼んだ方が良いと判断した場合に、救急隊(消防本部の指令課)の要請により出動しています。このため、一般の方や診療所から直接当院へ連絡し要請しても出動は出来ません。