宮崎県立宮崎病院

泌尿器科の紹介

泌尿器科の紹介

当科は現在3人のスタッフとレジデント1人で構成されており、4階西病棟24床で診療を行っています。また日本泌尿器科学会認定教育基幹病院に指定されております。

診療内容

当科の外来診療日は月~金の9時から15時となっております。診療対象の疾患は、尿路悪性腫瘍、尿路感染症、尿路結石、前立腺肥大症、神経因性膀胱、骨盤性器脱などです。

尿路造影検査は月~金の午前中に行っております。前立腺針生検は主に火曜木曜の午後に2症例ずつ行っており、検査の当日のみ一泊入院していただき検査を行っております。

手術は月・金曜日(午後)と水曜日(終日)に行っており、尿路悪性疾患、副腎腫瘍に対し腹腔鏡手術を積極的に行っています。また膀胱腫瘍、前立腺肥大症や尿路結石に対する内視鏡手術もHo:YAGレーザーや、生理食塩水を灌流液に用いたTURを行うことでより安全に施行しています。近年PSA検診の普及に伴い早期前立腺癌の方が増加しています。当科でも放射線外照射、前立腺全摘出術、active surveillanceなどの治療を行っています。また骨盤性器脱や尿失禁に対するTVMやTOT(TVT)などの手術も施行しております。体外衝撃波結石破砕術(ESWL)は火曜木曜の午後に行っており基本的には日帰りで治療を行っております。

毎週火曜夕方より外来、入院、手術のカンファレンスを、また木曜午後は隔週で病理カンファレンスと抄読会を行っております。

診療実績

昨年度の業績としましては外来新患数
1036名、入院615名、手術室での手術291件でした。

手術の主な内容は
腹腔鏡下副腎摘除術5例、腹腔鏡下腎摘除術9例、腹腔鏡下腎尿管全摘術7例、根治的腎摘術7例、TUR-Bt 127例、膀胱全摘術10例、前立腺全摘術14例、TUR-P 15例、精巣固定術43例、高位精巣摘除8例、TVM15例でした。

臨床研究に関するお知らせ

 県立宮崎病院泌尿器科及び宮崎大学医学部附属病院泌尿器科では、下記の臨床研究を実施しています。皆様には本研究の趣旨をご理解頂き、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


研究課題名宮崎県における泌尿器科癌発症率と予後に関するコホート研究

1. 研究の概要

 急激な高齢化に伴い、本邦における癌患者の数は増加の一途を辿っています。泌尿器科癌は高齢者に発症することが多く、特に前立腺癌の増加率は全癌の中で第一位です。前立腺癌に対するPSA検査、膀胱癌に対する検尿や尿細胞診、腎癌に対する腹部超音波検査等、各種スクリーニング検査は少しずつ広まりつつありますが、依然として多くの患者が進行癌の状態で発見されています。宮崎県における泌尿器科医の数は十分とは言えず、増え続ける泌尿器科癌患者に対して、継続可能な医療を提供するためには、限られた医療資源を適切に分配する必要があります。
 本邦における全国規模の癌登録は行われており、癌患者の全国統計は公開されています。一方で、各癌の病期、治療法、予後などの情報は登録されておらず、実臨床に直接生かされているとは言えません。本研究では、宮崎県内において泌尿器科癌(前立腺癌、尿路上皮癌、腎癌)患者について、過去5年間に各癌と診断された患者情報を後ろ向きに入力し、宮崎泌尿器科癌データベース(Miyazaki Urological Cancer Database:MUCD)を構築します。構築したMUCDを用いて、新規に各癌と診断された患者情報を前向きに登録し、宮崎県内の病院間での円滑な病診連携体制の確立を目指します。

2. 目的

 地域毎の患者数とその治療法を把握することで、適切な医療資源の分配に結び付けることが出来る可能性があります。また、得られた解析結果から、癌の早期発見や治療成績の向上に向けた取り組みの必要性を評価し、それらを公開することで、一般住民に対する各癌のスクリーニングに関する啓蒙活動を行います。
 なお、この研究は、泌尿器科癌の治療に関連する新しい知識を得ることを目的とする学術研究活動として実施されます。

3. 研究実施予定期間

この研究は、倫理委員会承認後から2028年12月まで行われます。

4. 対象者

 2014年1月から2023年12月までに、泌尿器科癌(前立腺癌、尿路上皮癌、腎癌)と診断され、治療を受けられた方が対象となります。

5. 方法

 対象となる方のカルテ情報から、症状、検査結果、診断結果、治療法ならびにイベント発生を収集します。得られた調査結果を基に、各癌の診断の契機、病期、治療内容、予後を解析し、各地区、各病期、各治療毎の予後を比較します。

  • 本研究で利用する情報の内容:診療録など
  • 本学における情報の管理責任者:
    上村 敏雄 宮崎大学医学部発達泌尿生殖医学講座泌尿器科学分野・講師
  • 情報の匿名化の方法:匿名化された情報(どの研究対象者の情報であるかが直ちに判別できないよう、加工又は管理されたものに限る)
  • 情報の提供に関する記録・保管:本研究で行われる他機関からの情報の受取りについては、関連する指針および本学手順書等に沿って記録を作成し、所定の期間保管する。
  • 研究協力機関:宮崎県内の関連病院で症例登録に協力していただける病院
    • 串間市民病院 泌尿器科 永田 豊治
    • 村岡泌尿器科内科 院長 村岡 敬介
    • 県立日南病院 泌尿器科 鬼塚 千衣
    • 古賀総合病院 泌尿器科 南口 尚紀
    • 潤和会記念病院 泌尿器科 月野 浩昌
    • 千代田病院 泌尿器科 分田 裕順
    • 小林市立病院 泌尿器科 森 勝久
    • 都城医療センター 泌尿器科 山崎 丈嗣
    • 藤元総合病院 泌尿器科 長野 正史
    • ふくだ泌尿器科 院長 福田 聡一郎
    • 県立延岡病院 泌尿器科 山下 康洋
    • おがわクリニック 泌尿器科 竹原 俊幸
    • 野崎東病院 泌尿器科 小林 隆彦
    • 県立宮崎病院 泌尿器科 黒岩 顕太郎
    • 池井病院 泌尿器科 高橋 尚也
    • 済生会日向病院 泌尿器科 下村 貴宏
      提供を受ける情報の種類:カルテから診療録 など

6. 費用負担

 この研究を行うにあたり、対象となる方が新たに費用を負担することは一切ありません。

7. 利益および不利益

 この研究にご参加いただいた場合の利益・不利益はありません。参加を拒否された場合でも同様です。

8. 個人情報の保護

 研究にあたっては、対象となる方の個人情報を容易に同定できないように、数字や記号などに置き換え、「匿名化された試料・情報(どの研究対象者の試料・情報であるかが直ちに判別できないよう、加工又は管理されたものに限る)」として使用いたします。

9. 研究に関する情報開示について

 ご希望があれば、研究計画および研究方法についての資料を閲覧することができます。ご希望がある場合は、下記連絡先へ遠慮無く申し出てください。ただし、研究の独創性確保に支障のない範囲内で情報開示を行います。

10. 研究資金および利益相反について

 この研究に関する経費は、実施責任者が所属する診療科の研究費で賄われます。
 なお、本研究の実施責任者と分担研究者は本研究に関わる企業および団体等からの経済的な利益の提供は受けていないため、利益相反注1)はありません。

  • 注1)臨床研究における利益相反とは、研究者が当該臨床研究に関わる企業および団体等から経済的な利益(謝金、研究費、株式等)の提供を受け、その利益の存在により臨床研究の結果に影響を及ぼす可能性がある状況のことをいいます。

11. 研究成果の公表

 この研究で得られた研究成果を学会や医学雑誌等において発表します。この場合でも個人を特定できる情報は一切利用しません。

12. 参加拒否したい場合の連絡先

 この研究に参加したくない(自分のデータを使ってほしくない)方は下記連絡先へ遠慮無く申し出てください。しかしながら、データ解析後、もしくは学会等で発表後は途中辞退することができない場合もあります。

13. 疑問、質問あるいは苦情があった場合の連絡先

 この研究に関して疑問、質問あるいは苦情があった場合は下記連絡先へ連絡をお願い致します。

宮崎県立宮崎病院泌尿器科

部長 黒岩 顕太郎
電話:0985-24-4181
FAX:0985-38-4166

宮崎大学医学部附属病院泌尿器科

講師 寺田 直樹
電話:0985-85-2968
FAX:0985-85-6958

お問い合わせ:電話0985-24-4181
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