宮崎県立宮崎病院

吸入指導連携について

吸入指導連携について

 吸入ステロイド薬(ICS)の普及に伴い、日本の気管支喘息死亡者数は大きく減少しましたが、いまだに一年で約2000人が喘息で命を落としています。

 一方、慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、最大の原因は喫煙であり、長年にわたる喫煙が大きく影響するという意味で、まさに肺の生活習慣病とも言われています。WHOによれば現在死亡原因の第4位であり、2020年には第3位になると予測しており、大きな問題となっています。

 喘息に対しては多くの種類の吸入ステロイド薬(および配合剤)が、COPDに対しては有用な気管支拡張剤が登場しています。これらの吸入療法は大変有用ですが、内服薬と異なり、正しい手技により確実に吸入できないと効果が期待できません。加えて、吸入薬の種類はたいへん多く、吸入手順もそれぞれのデバイスで少しずつ異なるため、患者さんも指導に当たる医療者も戸惑うことが少なくありません。

 そのため、当院では、宮崎市郡医師会、宮崎市郡薬剤師会のご協力の下、病院・診療所の医師と保険薬局が連携しての患者の吸入指導を始めることとしました。その取り組みの一つとして、処方箋を発行する病院・診療所と調剤する保険薬局に於いて、患者情報を共有し連携して患者指導ができるよう吸入連携プロセスフローと吸入指導依頼書、評価表を作成しました。下記のリンクからダウンロード出来ますので、どうかご活用下さい。

吸入連携の流れおよび評価表の記入方法

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