宮崎県立宮崎病院

広報誌:県病院から こんにちは

2007 第18号

更新日:2007年4月 7日

医療連携科の御紹介

医療連携科部長 下薗 孝司

 平成18年4月に県立病院の組織改変があり、医療企画部の中に医療情報科、地域医療科と共に「医療連携科」が新設されました。部長(外科医長と兼任)、看護師長、看護主任、医療相談員(Medical Social Worker)各一名、事務3名の合計7名のスタッフで頑張っております。 「医療連携科」は、患者さんを直接診療する診療部の内科、外科、小児科などとは異なり、地域の医療機関との連携を深めてより効率的に医療を展開して行く事を目的に設置された機関です。

 わかりやすくいいますと、県立宮崎病院と、患者さんが今かかっておられるかかりつけ医の先生方との連絡を密にして、さらにより良い医療を患者さんに提供していこうというものです。県立宮崎病院での高度な医療が必要なときには、機を逃がさずかかりつけ医の先生から御紹介いただき、軽快したらまたかかりつけ医の先生のところで治療を継続していただく、という役割分担をするわけです。その窓口となるのが「医療連携科」なのです。

 このような役割分担が必要になった背景には、医療の高度化、多様化、患者さんの高度医療へのニーズの増加などがありますが、何と言っても、今の非常に厳しい医療費抑制政策の中で、医療機関が生き残っていくためには、地域全体の医療機関が役割分担をして、効率的に医療を展開していかないと成り立っていかない状況にあるからということも大きな理由のひとつです。
 そこで、最近はどこの病院にもこの医療機関同士の連携を深めるために、医療連携の窓口が設置されるようになってきました。
 今までも県立宮崎病院は、地域の医療機関とは仲良く手を携えて一生懸命患者さんの診療にあたってきたのですが、ややもすると医師同士の連絡に頼りすぎて、事がスムースに進まないこともありました。それを、「医療連携科」という県立宮崎病院の医療に関する連絡の窓口とシステムを設置することによって、他の医療機関との連絡を迅速かつ確実そして緊密にすることが出来るようになりました。

 県立宮崎病院の医療連携科は、患者さんの情報に関する病院内外との連絡調整、患者さんの退院・転院・在宅療養などに向けての調整、医療相談等を通じて、県民の皆様が安心してより安全なより高度な医療を受けられるように、これからも頑張っていきたいと考えています。

 「医療連携科」は、内科、外科、小児科などの診療部とは異なり直接患者さんを診療する機関ではありませんが、患者さんがよりよい医療を安心して受けられますよう陰で支える縁の下の力持ちと考えております。  どうぞこれからもよろしくお願い致します。

県立宮崎病院の電子カルテシステムはいかがでしょうか?

神経内科部長 湊 誠一郎

 当院は、平成18年1月に電子カルテシステムが稼動してから早一年になろうとしております。
 導入前には、リハーサル等の事前準備を行い、稼動に備えておりましたが、病院スタッフは私も含め、はたして電子カルテによる診療がうまく行くのだろうかと不安でいっぱいでした。
 病院スタッフも慣れないマウスとキーボード入力に苦労しながらも、がんばってきており、幸い稼動から大きなトラブルもなく、今日に至っております。
 電子カルテの利点はいろいろとありますが、患者様にとってはどうでしょうか。
 導入前は外来診療時間の短縮、インフォームドコンセントの推進が図れるなどが言われておりましたが、稼動後に患者様から電子化されている割には外来の診療時間に比し待ち時間が長い。
 診察室で医師はコンピューター入力に集中して顔を見てくれない。
 などのご意見がありました。 これからは稼動時に比べ、かなり改善されていると考えておりますがいかがでしょうか。
 さて、電子カルテの利点は何でしょうか。簡単に申し上げますと入力の定型化により正確・漏れのない記述が出来るいつでも・どこでもカルテを見られる・書ける診療データの検索・集計ができる。
 などがあります。
 1により医療事故防止が図られます。すなわち電子カルテではカルテの記載、検査指示・結果の確認、処方・処置の指示など訂正も含め、いつ、だれが、どのように行ったかログ・アクセス記録に残ります。
 患者様の確認、処方・処置のチェックもシステムに組み込まれています。
 次に2により医療情報の共有化が図られます。
 検査結果や診療経過を画面上に表示することができ、必要であればその場でプリントしてお渡しできます。昨今診療上、インフォームドコンセント(説明と同意または納得診療と表現されることが多い)の重要性が広まっておりますが、その基本となることは患者様自身が診療情報を理解することです。
 1度、患者様は診察室でカルテが表示されているディスプレイをのぞきこんでから自らの診療データを確認していただき、何か疑問点等あれば担当医に聞いてください。電子カルテによる診療を共に有用なものにしていきたいと考えております。

災害訓練

脳神経外科 医長 牧原 真治

 平成18年11月18日、昨年に引き続いて災害訓練を行いました。今年は、近隣災害の対応ということで、「宮崎駅付近の列車事故」という想定で、多数負傷者が当院へ搬入されるということで、訓練が始まりました。スタッフにはアクションカードに行うべきことを書いて配布しました。昨年の経験から、カードを小さくし、内容も見直したため、かなりスムーズに訓練が進みました。本部を1階に設置したらどうかというアイディアが出されました。今年は、延岡での竜巻災害があり、災害対応は他人事ではないと考えなくてはなりません。今回の訓練の準備には、災害医療プロジェクトチームの看護師さんが、自分の時間を割いて行っていただきました。また、模擬患者さんとして、二本赤十字社宮崎支部の皆さんにご協力いただきました。

部活動紹介

テニス部

手術科 西國原 智子

 私達テニス部は部長の(整形外科)高妻先生を中心に、以前当院で働いておられた湯田先生の熱心な指導のもと、月に2回楽しく活動しています。
 スポーツでさわやかな汗を流すと、日ごろのストレス解消にもなりますし、さまざまな職種のかたとふれあう機会にもなりますよ。

バレー部

臨床検査科 吉田 万恵

 バレーボール部です。9人制のクラブチームです。
 年一回行われるレクリエーションの度にチームを編成してきましたが、今では部員も増え、週2回の練習に励むほか、数多くの対外試合に参加するようになりました。
 メンバー全員がそろう練習時間は少ないのですが、男女合同で明るく楽しく、かつ練習は真剣に取り組み汗を流しています。
試合では一戦一戦を全員バレーで勝ち取り、好成績をおさめています。
 これからもチーム一丸となりあきらめない粘り強さと、つなげるプレーで頑張っていこうと思います。

 

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