宮崎県立宮崎病院

広報誌:県病院から こんにちは

2005 第14号

更新日:2005年1月 7日

ごあいさつ

院長 豊田 清一

 「県病院からこんにちは」をご覧いただき、ありがとうございます。  この院内広報誌は、病院における診療内容や活動状況などのいろいろな情報を患者様やご家族の方々にお知らせし、県立宮崎病院についてご理解を深めていただくために、平成9年春に創刊いたしました。それ以来、年に2回発行し、今回で第14号となりました。
 県立宮崎病院の役割や取り組みなどをご紹介し、広報誌を通じて県民の皆様とのふれあいを大切にし、お役に立ちますことを願って、今後も発行し続けていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。病院の業務内容などについては、ホームページにも詳しく掲載しておりますので、どうぞご覧ください。
 今年は、台風の多い年でありました。一方ではアテネで開催されたパラリンピックでの日本選手のすばらしい活躍には、興奮と感動を覚えました。また、アメリカ大リーグでのイチロー選手の前人未踏の年間262本のヒットの大記録達成に、日本国中が湧き上がり、スポーツ面で日本人の精神的、肉体的能力の高さを世界に示してくれました。
 さて、県立宮崎病院は、大正10年に開設され、82年の歴史と伝統を誇る病院であります。その間、県民の皆様の厚い信頼を受けながら、宮崎県の中核病院としての役割を果たしてまいりました。
 現在18診療科により、それぞれに専門的な医療や集学的医療を行うとともに、骨髄移植・腎臓移植などの高度先進医療も提供しております。さらに、第3次救急を担う救命救急センター、地震などの災害に対応する基幹災害医療センター、移植医療に携わる臓器移植提供施設、地域のがん治療の中心となる地域がん診療拠点病院などの指定を受けており、中核病院としての責任は、重大であります。
 また、臨床研修指定病院および宮崎大学医学部、看護大学などの教育病院として、研修医、医学生、看護学生の教育や研修を行い、全人的な医療や看護のできる人材を育てる教育の場でもあります。
 誰もが「健康でありたい」「安心して良い医療を受けたい」「住み良い地域でありたい」と願っております。その願いを実現させるために、医療という立場から健康づくりや地域づくりに貢献していくことが、私たちの責務と考えております。
 これからも、より質の高い医療を提供し、安心して診療を受けられるような病院を目指し、皆様の信頼と期待にお応えするために、私たち職員一同、誠心誠意努力を重ねてまいります。
 今後とも、県立宮崎病院をよろしくお願い申し上げます。

今回新しく導入された装置は検出器が16列あるGE社製のマルチスライスCTです

放射線科 宮本 浩仁

 従来のCTは、X線管球1回転当たり1枚の画像を得ていましたが、新しいCTはX線の検出器を複数用いることで、短時間で多くの断面を撮影できるようになりました。
 検査時間の短縮により(例えば胸部の場合は6秒で撮影が出来、1回の息止めで検査が終了となります。)検査の待ち時間も少なくなり、患者様にはより快適に検査に臨んでいただけます。
 またこれまで状態が悪いため息止めが困難で、うまく撮影出来なかった患者様や小児に対する検査も可能となりました。
 細かいスライス面で撮影できるため非常に精細な画像が得られ、今まで描出出来なかった小さな病変も抽出できるようになりました。またそのデータをもとに様々な断面を表示したり、血管や骨、臓器などを立体表示(3D画像)できるようになりました。[写真2、3]
 特に血管の3D構築により、侵襲的な検査である血管造影検査を省略できるようになりました。
 病変の位置や大きさ、周囲臓器との関係がより正確にわかるようになり、治療法の選択にさらに重要な情報を提供することが可能となりました。
 以上、新しいCTにつき説明させていただきましたが、画像診断が医療の中心を担っている昨今、機器の進歩に遅れをとらないよう日々研鑚が必要であることは言うまでもありません。

写真(1)
写真(1)
写真(2)
写真(2)
写真(3)
写真(3)

お薬の説明について

薬剤科 山口 正人

 薬剤科では、患者様に入院中や退院後のお薬を正しく服用して頂くために、処方されたお薬をお渡ししながら、量や飲み合わせ、副作用の有無について確認をしています。担当の薬剤師が患者様のベッドサイドへ直接伺い、一人一人に作成したお薬の写真入りの説明書をもとに効能や副作用、注意点についてお話をしたり、お薬に対する相談や質問にお答えしています。そして、そこから得られた患者様の情報を、病棟の医療スタッフに伝達し、安全で有効な薬物療法を提供できるようサポートしています。

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