宮崎県立宮崎病院

広報誌:県病院から こんにちは

2000 第7号

更新日:2000年10月 1日

 本院の人工透析室は、他の病院からも患者さんを受け入れる中核施設としての役割を担っております。
 長時間の血液透析を受けられる患者さん達に、安心して気持ちよく治療を受けていただけるようにと、職員は常に患者さんに心を寄せながらの医療、看護を心掛けています。

「風邪の予防について」

小児科 尾上泰弘

 日増しに肌寒くなり、いよいよ風邪の季節になってきました。
 風邪の予防について考えてみたいと思います。キーワードは2つ、風邪のウイルスとの接触、そして抵抗力(免疫力)と言えます。
 一口に風邪といっても原因となるウイルスの種類は200種類以上あることが知られ、全てに対して免疫は出来てないと考えます。これらのウイスルが人から人に伝染していきますので接触の機会を減らせば、かなりの予防になることが分りますが、現代社会では難しいことでしょう。また、うがい、手洗い、マスクが有用と言われていますが充分ではありません。そこで抵抗力(免疫力)を落とさないことが重要になってきます。
 風邪のウイルスな何時でも隙を狙っているようなものなので、抵抗力ではね飛ばしたいものです。そのためには栄養、休養が基本です。3食きちんと食事を摂ること、睡眠を充分とることが最も効果的です。自分の体をいたわる気持ちを大切にしましょう。また、免疫を低下させる明らかな原因にはストレスがあります。心理的なストレスを趣味などで癒すことも免疫力を高めることにつながります。薄着で体を冷やすことは体をストレス状態に追い込むことになりますので、一枚多く着込んで体を温めてリラックス状態を作り出すことも良いでしょう。
 風邪が冬に流行する原因は、風邪のウイルスが寒くて乾燥したところを好むとゆう性質に関連があります。このことから風邪を予防するためには部屋を暖かくして適度な湿度を保ち、風邪のウイスルが増殖しにくい環境を作ると良いでしょう。
 風邪のなかでも症状が重症なインフルエンザは幸いワクチンでかなり予防出来ることが分かっていますので、流行する前に接種することをお勧めします。 最後に、風邪と思っても他の病気(喘息や気管支炎など)とゆうこともありますので、気軽にかかりつけの先生に御相談されると安心です。

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