宮崎県立宮崎病院

病院からのお知らせ

2002年7月5日~2011年11月1日までにEGFR-TKI治療の施行された患者さんへ

更新日:2012年11月 6日

LOGIK1104 広報

2002年7月5日~2011年11月1日までにEGFR-TKI治療の施行された患者さんへ
~非腺癌肺がんにおける上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異とEGFRチロシンキナーゼ(EGFR-TKI)治療効果の関連の検討に関するお願い~

 肺がんは近年増加傾向にあり、我が国の癌死の第一位となっています。当科でも治療症例は増加しており、手術・化学療法・放射線治療を行っております。

 近年、従来は一括りにされていた非小細胞肺癌も、その遺伝子型や組織型によって様々な治療効果の差異が指摘されてきました。特に、EGFR遺伝子変異を有する非小細胞肺癌に対するゲフィチニブ(イレッサ)・エルロチニブ(タルセバ)などの分子標的治療薬(EGFR-TKI)の有効性は非常に高く、現在、進行再発非小細胞肺癌の治療において、EGFR遺伝子変異検索は重要なものとなってきています。特に腺癌において、EGFR遺伝子変異有無とEGFR-TKIの効果の関連が確立されてきております。
 一方、非腺癌におけるその関連は確立されておりません。現在われわれは、肺がんの治療を行っている九州の主要な施設と共同で、非腺癌肺がん患者さんのいろいろな臨床データ(EGFR遺伝子変異、喫煙指数、各種血液データ、病理結果、病理標本、治療内容、予後データなど)を集めて研究し、非腺癌肺がんにおけるEGFR遺伝子とEGFR-TKIの効果の関連について検討しています。
 これらの臨床データは、通常の診療の際に記録されるデータであり、新たに採血などの負担をかけて収集するものではありません。患者さんには臨床データ利用の目的と趣旨をご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。このような臨床研究に対してさらに説明を希望される方、また個人の臨床データのデータベースへの収集および臨床研究への利用を拒否される方は担当医師または本臨床試験責任者(内科医長 姫路大輔:0985-24-4181)までお申し出ください。

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